2024年フェミニズム研究(スケジュールと例会資料について)

寒暖定まらぬ日々が続いておりますが、皆さまにおかれましてはお元気でご活躍のことと存じます。

現在、研究企画、並びにワーキンググループは「フェミニズム」をテーマに2024年の例会・大会シンポジウムの準備を進めております。

具体的には、2回の例会(4月、6月)でベル・フックスの『フェミニズム理論』より2本の論文を解題し、その理論を絡めながらシンポでは作品研究を行う予定です。

例年ですと、研究企画で例会資料を作成し頒布しておりますが、今年はご希望の方にPDF化した論文をメールでお送りいたします。
例会で取り扱う2本の論文のPDF送付のご依頼は曽良までメールにてお申し出ください。

よろしくお願いいたします。

ご案内

東京例会

第1回フェミニズム研究

日時:4月20日(土)14時より
場所:東洋大学白山キャンパス
内容:
bell hooksのFeminist Theoryより
5章 Men:Comrades in Struggle(解題担当:曽良 裕美子)

第2回フェミニズム研究

日時:6月15日(土)14時より
場所:東洋大学白山キャンパス
内容:
bell hooksのFeminist Theoryより
4章 Sisterhood:Political Solidarity among Women(解題担当:丹羽 敦子)

3月例会について

日時:3月16日(土)14:00-18:00
場所:Zoom
✻参加申込フォームにご記入のメールアドレス宛にZoomミーティングIDをお送りいたします。

以下の参加申込フォームにご登録をお願いいたします。
https://forms.gle/Rdpvdp1NDYK7teGR8

内容:NP217号合評会
担当:衣川清子

12月例会案内

今年の理論研究は「レトリック」を鍵語にして活動していますが12月は以下の予定で行います。

12月16日(土)14:30

・三村尚央「記憶と政治のレトリック Metaphors of Brexit(Jonathan Charteris-Black, 2019) 解題(第一章を中心に)」

・水戸俊介「レトリックと情動affect」

・西野方子「コラージュ技法について」

会場:東洋大学白山キャンパス6号館2階6213教室

オンラインで参加の方は以下へご記入ください
https://forms.gle/aHgXGpevCxvb7Ldk7

理論研究会(11月・12月)のご案内

今年の理論研究は「レトリック」を鍵語にして、以下のように活動いたします。
11月分については間際のご連絡となってしまったことお詫びいたします。

日時
11月18日(土)15:30-
I・A・リチャーズ『レトリックの哲学』(村山淳彦訳)解題

※なお本会に先立ち、14:00 より小研究会「アメリカ文学と労働」主催での川畑由美氏の個人研究発表も行われます。

12月16日(土)14:00-
報告者とテーマは後日お知らせします。

会場:東洋大学白山キャンパス6号館2階6213教室

第54回大会終了の報告とお礼

去る8月26日(土)、27日(日)の2日間にわたって開催されました第54回新英米文学会全国大会を無事に終了したことを報告させていただきます。

初のハイブリッド大会となりましたが、大きなトラブルなく活発な議論を展開することができました。今後の大会運営における参考事例となったのではいかと、運営委員一同嬉しく思います。また、久しぶりの対面での懇親会も参加者の皆様に楽しんでいただけました。

改めまして、多くの方々にご協力・ご支援をいただきましたことをお礼申し上げます。

今回の大会のご発表、質疑応答の内容はNN138号(個人研究発表)とNP219号(シンポジウム)に掲載されますので、ぜひご一読ください。

26日 個人研究発表

  • 堀智弘「『トム・ソーヤーの冒険』と『ハックルベリー・フィンの冒険』における集団と非順応――情報カスケード理論の観点から」
  • 村山淳彦「『アメリカの悲劇』を読み返せ――翻訳工房ログより」

27日 シンポジウム【セオドア・ドライサー『シスター・キャリー』研究】

  • 土屋陽子「『シスター・キャリー』から始まる「都会で夢を叶えようとする」女性像」
  • 渡邊真由美「『シスター・キャリー』と『デイジー・ミラー』:ドライサー文学のモダニズム性について」