2026年 ウィリアム・フォークナー『野生の棕櫚』研究について

【3月読書会のご案内】

2026年4月からフォークナー『野生の棕櫚』研究がスタートします。
それに先立ち、読書会を開催することとなりました。
4月から3回にわたって読んでいく様々な論文や、8月大会シンポジウムに向け、作品の理解を深める良い機会となりますので、どうぞ奮ってご参加ください。

日時:3月21日(土)14時~
場所:Zoom
3月はオンラインのみとなります。ご注意ください。
*URLは後ほどHP、デジタル会員MLにてお知らせします。
内容:
ウィリアム・フォークナー『野生の棕櫚』読書会
ナヴィゲーター:山下昇

【4月以降のスケジュール】

・4月例会

日時:4月18日(土)14時~
場所:東京労働会館(大塚)とZoom(URLは後ほどHP、デジタル会員MLにてお知らせします)
内容:
ウィリアム・フォークナー『野生の棕櫚』研究 第1回
Moldnhauer論解題(担当:加藤良浩)

・6月例会

日時:6月20日(土)14時~
場所:東京労働会館(大塚)とZoom(URLは後ほどHP、デジタル会員MLにてお知らせします)
内容:
ウィリアム・フォークナー『野生の棕櫚』研究 第2回
Eldred論解題(担当:山下昇)

・7月例会

日時:7月18日(土)14時~
場所:東京労働会館(大塚)とZoom(URLは後ほどHP、デジタル会員MLにてお知らせします)
内容:
ウィリアム・フォークナー『野生の棕櫚』研究 第3回
Dobbs論解題(担当:木下裕太)

【例会論文の入手について】

各月の例会で取り上げる論文の入手をご希望の方は研究企画の曽良までメールでご連絡ください。
名簿をお持ちでなく、曽良の連絡先をご存じない方はHP「連絡先」より事務局にいったんメールをお願いします。
尚、例会論文の他に参考文献としてREEVES論、Vaughan論もご紹介します。

 

 

秋の理論研究のお知らせ|2025.12.7更新

The Anarchy of Empire in the Making of U.S. Culture を今、どう読むか―「内なる帝国」と「冒険小説」」

日時:
11月15日(土)14時
12月20日(土)14時
場所:東京労働会館地下小会議室(大塚)
12月のハイフレックス用URLは以下です。
https://forms.gle/RkwPBDySum3zQadp6

概要:
11月:カプランの主著The Anarchy of Empire in the Making of U.S. Culture(以下The Anarchy of Empire)は、家庭=国内的なるものと帝国=国外的なるものが、実は協働してアメリカの領土拡大に貢献していたことを19世紀半ばから20世紀初頭までの小説・家事マニュアル・雑誌・映画等の文化における表象分析を通して明示した研究書である。つまり、それは理論書ではなく、これまで見逃されてきた/隠蔽されてきたアメリカの、歴史上の帝国性を表象分析によって明らかにした書物なのである。と同時にThe Anarchy of Empireは、帝国主義を過去の歴史ではなく、現在の感情・想像・日常の中に見出す本でもあり、今回、理論研究で取り上げるにあたっては、回顧的にカプランの業績を振り返るのではなく、家庭と帝国の親和性を明らかにしたその視点を適応し、現在、家庭的なるもののなかに何が潜むのかを考える機会になれば、より具体的には、日ごろ、問題ある対象とみなされにくい「善意」「人道」「ケア」の語彙に潜む支配性を問い直す機会となればと考えている。

12月: 11月に女性的・家庭的領域における帝国主義の論理を検討したこととは対照的に、12月は男性的・冒険的領域における国外拡張を通じて、如何なる市民的主体が生成されるかを検討する。テキストはMartin GreenのSeven Types of Adventure Tale。特に帝国主義と関わりの強いThe Frontiersman StoryとThe Wanderer Storyの章(5章と7章)を取り上げる予定である。決して新しいテキストではないが、冒険小説があくまで娯楽の対象とみなされ、これまでアカデミズムにおける十分な検討の対象となってこなかった事情を鑑みれば、カプランの著作を経由して、新たな冒険小説の読み直しが生まれる可能性があると期待している。

基本テキスト:
11月:Amy Kaplan. The Anarchy of Empire in the Making of U.S. Culture. (Cambridge: Harvard UP, 2002)

12月:Martin Green. Seven Types of Adventure Tale. (University Park: The Pennsylvania State UP, 1991).

 

 

 

2026年作品研究のご案内

2026年は会員の皆様と共にウィリアム・フォークナー『野生の棕櫚』を研究していくことに決まりました。

例会、大会に先立ち作品を読まれる際に、原書はヴィンテージ・インターナショナル版をお勧めします。

https://www.amazon.co.jp/Wild-Palms-VintageInternational/dp/0679741933/ref=tmm_pap_swatch_0

翻訳は2023年に中公文庫より出版された加島祥造訳が比較的入手しやすくなっております。

https://www.amazon.co.jp/dp/4122074479?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title

現在、ワークチームの皆様には例会で読む論文の選定作業に取り組んでいただいております。

詳細が決まり次第、NN、HP、MLでお知らせいたしますので、ご確認ください。

 

第56回全国大会終了のご報告とお礼

福島大学で行われました第56回新英米文学会全国大会が無事に終了いたしました。

久しぶりの地方開催となった今大会も多くの方々のご尽力のもと、大きなトラブルもなく終えることができました。皆さまに深くお礼申し上げます。

あいにく22日と24日に東北新幹線が一時運転見合わせとなり、大会前日の運営委員会や大会終了後の帰宅に影響が出ました。

その一方で、大会運営は大成功だったこと、懇親会では地元の食材に舌鼓を打ちながら楽しめたこと、大学キャンパス内にいるネコに癒されたことなど、思い出深い大会となりました。

改めまして、会場をご提供くださった照沼かほるさんに感謝しつつ、この有意義な大会を今後も続けられるよう、運営委員一同頑張ってまいります。

暑い日が続きますが、皆さま、どうぞご自愛ください。

 

【大会へご参加される皆さま】eduroamアカウントの発行と24日の昼食について

福島大会を来月に控え、eduroamについてのご案内です。

福島大学でご自身のパソコンをネットにつなぐ際、所属する大学でeduroamアカウントを発行することが可能であれば、事前にご本人用アカウントをご準備ください。福島大学で無線接続時のSSIDで「eduroam」を選択することによってネットに接続することが可能です。

もし、ご本人用アカウントを発行することができない場合は、リンク先の内容をご確認いただき、
① 氏名
② メールアドレス
③ 使用PC
④ 使用OS
⑤ セキュリティソフト名と有効期限
を、8月11日(月)までに曽良裕美子(alice.whiterabbit.2819[あっとまーく]gmail.com)までお知らせください。

よろしくお願いいたします。

また、24日(日)の昼食は各自でご用意ください。
その日、福島大学は購買・食堂ともに閉店しております。