コンテンツへスキップ

新英米文学会

New Association for English and American Literature

  • ホーム
  • イベント
  • 会員専用
  • 学会紹介
    • 全国大会
    • 月例会
    • 作品研究
    • 理論研究
    • 小研究会
    • 会員の著書/翻訳
  • New Perspective
  • 入会案内
  • 連絡先
投稿日: 2012年11月5日2012年12月2日 投稿者: asakawa

webマスターが変わりました

webマスター(見習い)の浅川友幸です。

杉本さんからwebの管理を引き継ぎました。

よろしくおねがいします。

カテゴリーWebmaster より

投稿ナビゲーション

前の投稿前 月例会スケジュール
次の投稿次 2012年12月例会 個人研究発表 発表者募集

ヘッダーの写真 

第54回全国大会(明治大学駿河台キャンパス)

2025年研究

E・M・フォースター『ハワーズ・エンド』研究

2025年理論研究

「The Anarchy of Empire in the Making of U.S. Culture を今、どう読むか―「内なる帝国」と「冒険小説」」

11月 2025
月火水木金土日
      1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
« 10月   12月 »

イベント

  • イベント無し

HP内を検索

最近の投稿

  • 秋の理論研究のお知らせ
  • 2026年作品研究のご案内
  • 第56回全国大会終了のご報告とお礼
  • 【大会へご参加される皆さま】eduroamアカウントの発行と24日の昼食について
  • 第56回全国大会について

アーカイブ

日本学術会議法案に反対する声明文

政府は、本年3月7日、日本学術会議法案(以下「本法案」という。)を閣議決定し、衆議院に提出しました。これは「国の特別の機関」とされている現行の日本学術会議(以下「学術会議」という。)を廃止し、特殊法人「日本学術会議」(以下「新法人」という。)を新設するものです。

学術会議は、ナショナル・アカデミーとして、(a)学術的に国を代表する機関としての地位、(b)そのための公的資格の付与、(c)国家財政支出による安定した財政基盤、(d)活動面での政府からの独立、(e)会員選考における自主性・独立性、の5つの要件の重視を提示しています。

 しかし、この新法人のもとでは、内閣総理大臣が法人の「監事」を任命したり、会員選考では会員以外の者で構成される「会員候補者選定助言委員会」の意見を聴いたり、また年度ごとの実績を内閣総理大臣が任命する「評価委員会」が評価することなどが条件付けられており、上記5つの要件を満たす現行の日本学術会議は到底存続できなくなるでしょう。外部からの介入が容易となり、政府や財界の意向に合わない見解や人物が遠ざけられる可能性が高まることは想像に難くありません。「日本学術会議」という名前は冠されるものの、その実態はこれまでの活動の歴史と実績が全く受け継がれない異質の組織と言わざるをえません。

 現在の学術会議設立の背景には、かつて戦前の日本において政府主導の言論統制や軍事に当時の学問や科学が動員されたことへの反省があります。学術会議の法人化は、その理念である学問の自主性や自律を大きく毀損するものであると私たちは危惧します。

新英米文学会は、断固として学術会議の法人化への反対を表明いたします。

日本学術会議会員任命拒否に関する声明

私たち新英米文学会は「会則前文」において「[諸国民、諸民族の地球的規模の]共生・共同は自主性とそこに基づく共感を基礎とする対話を通じて展望されなければなら」ず、「われわれの自主性や自主性によって立つ共感を阻害するさまざまな要素に対して、無自覚、無反省であってはならない」と宣言しています。

よって、「自主性」と「対話」を阻害しかねない現政府による学問の自由への政治的介入を受け、私たち新英米文学会は第25期日本学術会議会員候補者の一部に対し内閣総理大臣が理由を付さずして任命を拒否したことについて強く抗議するとともに、任命しない理由の説明を求めます。本件について、「人文・社会科学、生命科学、理学・工学の全分野の約87万人の科学者」の学問の自由のためにも、その代表機関としての日本学術会議の独立性が維持されるよう、対話によって早期の解決が図られることを希望いたします。

新英米文学会は、日本学術会議の「第25期新規会員任命に関する要望書」(http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/pdf25/siryo301-youbou.pdf)の趣旨に賛同いたします。

新英米文学会運営委員会

©新英米文学会

Proudly powered by WordPress