第54回大会終了の報告とお礼

去る8月26日(土)、27日(日)の2日間にわたって開催されました第54回新英米文学会全国大会を無事に終了したことを報告させていただきます。

初のハイブリッド大会となりましたが、大きなトラブルなく活発な議論を展開することができました。今後の大会運営における参考事例となったのではいかと、運営委員一同嬉しく思います。また、久しぶりの対面での懇親会も参加者の皆様に楽しんでいただけました。

改めまして、多くの方々にご協力・ご支援をいただきましたことをお礼申し上げます。

今回の大会のご発表、質疑応答の内容はNN138号(個人研究発表)とNP219号(シンポジウム)に掲載されますので、ぜひご一読ください。

26日 個人研究発表

  • 堀智弘「『トム・ソーヤーの冒険』と『ハックルベリー・フィンの冒険』における集団と非順応――情報カスケード理論の観点から」
  • 村山淳彦「『アメリカの悲劇』を読み返せ――翻訳工房ログより」

27日 シンポジウム【セオドア・ドライサー『シスター・キャリー』研究】

  • 土屋陽子「『シスター・キャリー』から始まる「都会で夢を叶えようとする」女性像」
  • 渡邊真由美「『シスター・キャリー』と『デイジー・ミラー』:ドライサー文学のモダニズム性について」